GAMBAブログ「K」

ガンバ大阪専門のブログです。

J1第32節 川崎FvsG大阪〈プレビュー〉

J1も残り3節。チームは10位と低迷し、宿敵C大阪ルヴァン杯のタイトルを取り、最悪のシーズンとも言えるがその鬱憤を晴らす格好の相手と戦う。

G大阪のvs川崎フロンターレ直近5試合の対戦成績は、1勝2敗2分と負け越してるが、前回の等々力での試合は3-2と勝っている。
日本代表の欧州遠征から中3日での試合となり、G大阪からは東口、三浦、井手口、倉田が帯同し、井手口が2試合先発で出ていたため疲労が懸念される。
ただしブラジルとベルギーと、世界のトップレベルを経験してきただけに井手口だけでなく、東口、三浦、倉田にも期待したい。
10試合連続失点、10試合勝ちなしと不調だがここのところFW陣が奮起している。前節仙台戦は長沢が、30節の浦和戦では赤﨑、呉屋がゴールを決めているのは好材料だ。
フォーメーションは4231が濃厚か。右サイドハーフに米倉、右サイドバックに初瀬の先発が予想される。

対する川崎フロンターレは、日本代表の欧州遠征には一人車屋が帯同。
公式戦では直近3勝1敗1分。ルヴァン杯決勝ではC大阪に敗れている。
川崎Fは、今節負けてしまうと鹿島の優勝が決まってしまうため絶対に負けられない。

負傷者・出場停止:ファビオ、金正也、長沢、オジェソク、アデミウソン、ファンウィジョ、藤本、市丸(負傷)
予想フォーメーション:
GK 東口
DF 初瀬 三浦 今野 藤春
MF 米倉 井手口 遠藤 泉澤 倉田
FW 赤﨑

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J1第30節 vs浦和レッズ(A) プレビュー

G大阪は22日、アウェイ埼玉スタジアム浦和レッズと対戦する。

浦和は18日、ACL準決勝2ndレグでホームに上海上港を迎え、ラファエルシルバのゴールで1-0。2戦合計2-1でACL決勝進出を決めた。
浦和の公式戦ここ5試合の成績は2勝3分。ホームは2勝2分1敗とあまり良くはないが、やはりACLの勢いも考えればあまり関係はないだろう。ただ14日のヴィッセル神戸戦から中3日での試合が続くため、コンディションは良好とは言えない。

対するG大阪は、低調の一言。公式戦8試合勝ちなし、直近3試合の対戦成績では3試合勝てていない。
長谷川監督は先発メンバーを少し変えることを示唆しているため、好調な中原に期待したい。オジェソクが負傷離脱となり、初瀬が起用されそうだがポテンシャルは十分にあるため大丈夫だろう。前線には、長沢ではなく赤﨑が起用されると見込まれる。
システムは442のダイヤモンド型となりそうだ。

負傷者・出場停止:藤本、ファビオ、金、呉屋、
アデミウソン(負傷) 予想フォメーション:GK 東口
DF 初瀬 三浦 今野 藤春
MF 倉田 中原 井手口 遠藤
FW 赤﨑 ファンウィジョ

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J1第29節 vsアルビレックス新潟(H)

J1第29節 G大阪vsアルビレックス新潟 14:00KO

G大阪
GK東口
DF オジェソク 三浦 今野 藤春
MF 井出 井手口 遠藤 泉澤
FW 長沢 ファンウィジョ
COH 長谷川
RES 藤ヶ谷 米倉 野田 初瀬 中原 呉屋 赤﨑

アルビレックス新潟
GK 大谷 DF 小泉 ソンジュフン 富澤 堀米
MF ホニ 磯村 加藤 山崎 小川
FW 河田
COH 呂比須
RES 守田 大野 矢野 伊藤 原 ドウグラス 田中

スタッツ:0-1

主審:福島孝一郎

観客数:19523人

支配率:58%/48%

シュート:9/11

得点:後半22分 小川(新潟)

交代:後半9分 長沢→中原
後半20分 井出→米倉
後半27 ジェソク→赤﨑(G大阪
富澤→大野
後半40分 小川→田中(新潟)

相手はリーグ18位、降格圏に沈むアルビレックス新潟をホームに迎えたG大阪。今季で退任が決まっている長谷川監督を阻んだのは、昔サンパウロでプレーしたという共通点も持つ新潟の監督、呂比須だった。
前半、新潟は中央をしっかり固めて前からプレスをかける。対するG大阪は後ろで繋ぐが、なかなか前につけられない。挙げ句の果てには、相手のプレスに捕まりショートカウンターを浴びて度々ビッグチャンスを献上する。
やはり、今回出場停止の倉田を代わりがいないのが痛い。井出はボールを持ったときはまずまずよかったが、泉澤や井出はハーフスペースでボールを受ける能力が乏しくビルドアップの面で苦労し、結果的にショートカウンター浴びることになってしまった。
その対策として、長谷川監督は長沢に替えて中原を入れてヤットをトップ下に配する。そのあとの展開は悪くはなかったが、度々やられていた藤春のところをホニが抜け出して小川に決められる。
そのあとも、オジェソクが負傷交代でヤットが左サイドにまわったり中原が右サイドバックにまわったり苦しい台所事情を露呈し攻め手も欠き、アルビレックス新潟にホームで敗れてしまった。 これで順位も二桁の10位に沈んだ。次節はアウェイで浦和だ。絶対に負けられない相手なだけにこの敗戦を引きずらず、次節に臨んでほしい。

MVP:東口順昭
結果的には1点に泣いたが、2.3点分は止めていた。観に来ていたハリルホジッチにもいいアピールになっただろう。

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G大阪の選手の特徴まとめました②

【CB編】

三浦弦太

背番号2。1995年3月1日(22歳)。愛知県豊橋市出身。183cm77kg。ポジションはCB、RSB。

大阪桐蔭高校サッカー部出身で、3年生のときに全国高校総体でベスト4に進出。大会優秀選手に選ばれる。代表でもU-18,U-19に選ばれていた。
高卒で清水エスパルスに入団すると、当時発足したJ3のU-22選抜チームでプロでの経験を積み、2016年に清水エスパルスで主力として活躍。チームのJ1昇格に貢献する。 そして、2017年G大阪に移籍してレギュラーを奪取し、活躍が認められて現在、A代表に選ばれている。

(プレー分析)
三浦弦太の長所はディフェンス能力はもちろん、ビルドアップやキックの質の高さにある。ここ最近G大阪の課題だったCBのビルドアップの質を解決した。清水エスパルス時代では右SBも経験するなど対人の強さはもちろん空中戦の強さもある。世界レベルで戦っているところを見ていないのでわからないがここまで大きな弱点は見当たらない。少なくとも日本ではトップレベルにはあることは断言できる。

〈ファビオ〉

背番号3。1989年2月28日(28歳)。ブラジル、リオデジャネイロ州出身。186cm78kg。ポジションはCB、DMF。

若い頃はブラジルのドゥケデカシアスなどセリエBなどでプレー。2012年に当時JFLSC相模原に移籍。JFL昇格に貢献すると、横浜Fマリノスに見出される。中澤や栗原などCBは主力が固まっていたためなかなか出場機会は得られなかったがバックアッパーとして足場を固める。
そして2017年にG大阪に移籍し、主力として活躍している。

(プレー分析)
ボール奪取能力や空中戦に優れたCB。対人の強さも兼ね備えている。だが課題としては、局面での判断やパス精度は改善の余地がある。

金正也

背番号6。1988年5月17日(29歳)。兵庫県神戸市出身。183cm74kg。ポジションはCB。

神戸科学技術高校出身。大学は駒澤大学へ進学し、1年時から出場機会を得て3年の時、ボランチとしてプレーし関東選抜にも選ばれる。4年生の時に、キャプテンとしてチームを総理大臣杯優勝に導いた。
そして、2011年にG大阪に入団する。怪我人の影響もありコンスタントに出場機会を得るが2013年にサガン鳥栖期限付き移籍。そこではレギュラーを奪えず2014年にG大阪に戻る。

(プレー分析)
J2レベルでは、主力として使えるがJ1レベルではミスも多く、安定感に欠ける。重心が高く柔軟性も乏しい。足下もまずまず。

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G大阪の選手の特徴まとめました①

ガンバ大阪の選手を一人一人深掘りして、経歴からプレー分析までをやっていきたいと思います。

【GK編】

東口順昭〉 1986年5月12日(31歳)。大阪府高槻市出身。184cm78kg。ポジションはGK。 G大阪jrユース出身で、同僚には本田圭祐や家長昭博らがいる。jrユースからユースへは昇格できず、金光大阪高校へトライアルを受けるが落選。京都府でも決して強豪ではない洛南高校サッカー部へ進学することとなった。洛南高では3年の時にチームを選手権決勝まで導く。 大学では福井工業大学へ進学してサッカー部に入ったが廃部となり、新潟経営大学に編入しサッカーを続ける。ここでは総理大臣杯で筑波大にPK戦で勝利するなど活躍が認められ、G大阪からのオファーも断りアルビレックス新潟特別指定選手に。そこから念願のプロ入り、2009年にアルビレックス新潟に入団する。 そこで数々の怪我も乗り越えレギュラーを奪取し、晴れてA代表にも選ばれる。 そして2014年、G大阪に移籍。そこでG大阪の昇格即3冠に貢献する。 (プレー分析) 学生時代ではあるが、高校3年時の選手権準決勝ではPK戦で勝利と決して強くないチームを決勝に導く。大学では総理大臣杯で強豪筑波大をPK戦で破るなど、PKを得意としている。 ハイボールにも強く、安定感がウリだ。 足下は平均的だが、パントキックゴールキックはやや安定感に乏しい感じはある。

藤ヶ谷陽介〉 1981年2月13日(36歳)。静岡県浜松市出身。 185cm75kg。ポジションはGK。 天竜中学校サッカー部から磐田東高校へ進学。後、コンサドーレ札幌へ入団。当時のU-19,U-20日本代表のレギュラーだった。札幌でレギュラー定着後、2005年G大阪に移籍する。 G大阪では、松代直樹とレギュラー争いを繰り広げ松代が引退して正GKに定着。ACL優勝や天皇杯連覇などを経験する。が、2012年藤ヶ谷の低調なパフォーマンスも相まってG大阪は降格してしまう。 そして、2014年ジュビロ磐田に移籍。控えG大阪として過ごし、2015年にG大阪に帰ってきた。 現在2nd GKとして、カップ戦や代表ウィークで東口が抜けたチームのゴールを守る。 (プレー分析) 実力は確かだが、いかんせん不安定でポカが多くG大阪サポーターの中では「ガヤる」が流行した。 足下も上手くはない。

鈴木椋大〉 1994年2月10日(23歳)。愛知県豊川市出身。 191cm85kg。ポジションはGK。 小学生のときは名古屋グランパスU-12にいたが、U-15へは昇格できず名古屋グランパス三好U-15でプレー。 その後、横浜マリノスユースに進む。 2012年トップ昇格し、2016年に1年間東京Vにレンタル。 そこでレギュラーを掴み2017年にG大阪へ移籍する。 代表では、U-17,U-20日本代表に選ばれていた。 (プレー分析) GKとしての基本的な能力はまずまず。 足下の技術はそこそこあるほうだが、キックの精度はイマイチ。

J1第29節 vs横浜Fマリノス(H)プレビュー

G大阪は30日、ホーム吹田で横浜Fマリノスを迎える。

横浜Fマリノスは順位は5位と良い位置につけているが、前節甲府戦でエース齋藤学が負傷、金井貢史も負傷。直近アウェイ戦では、3試合勝ちなし。今季の日産スタジアムで行われた試合では、堂安の得点で負けとマイナス要素は多い。

対するG大阪は、J通算対戦成績では16勝10分27敗と負け越している。さらにホーム2連敗中、公式戦ここ最近では4試合勝ちなしと苦しんでいる。 ただチームの成績とは反対に、個人では井手口は好調を維持。倉田は活躍が認められ、10月に行われる親善試合の日本代表メンバーに選ばれた。さらに韓国代表からはオジェソクとファンウィジョが選出されている。

負傷者・出場停止:藤本、ファビオ、アデミウソン(負傷)今野(出場停止)

予想フォーメーション: GK 東口 DF オジェソク 三浦 金 藤春 MF 倉田 井手口 遠藤 泉澤 FW 長沢 ファンウィジョ

vs鹿島アントラーズ〈レビュー〉

J1第27節、鹿島vsG大阪。

G大阪は3連勝しているカシマスタジアムでの戦いです。フォーメーションは柏レイソル戦から長沢のところをヤットに変えてトップ下に配置した4231。

鹿島は現在4連勝中で首位、20日に行われた天皇杯で浦和を下してベスト8と好調。フォーメーションが20日の試合から小笠原を変えて永木が7月ぶりの復帰、伊藤に変えて西大伍と変更は2人のみ。

 

立ち上がり、ここのところ試合序盤の調子の悪さが課題だった鹿島は悪くない展開だったが、前半6分に東口のロングフィードから直接ファンウィジョの足下へ収まり、昌子と競り合いながらニアサイドへ強引なシュートが決まる。前半10分、今野が永木へ遅れてアプローチして足を踏んでしまいイエローカード。次節、横浜Fマリノス戦出場停止となります。

G大阪は1点を取ってからも球際は激しく、特に三浦と金崎のマッチアップは見応えがあり三浦がよく抑えていました。

そして、ややG大阪優勢で迎えた前半ロスタイム、ボックス内で中村がボールを持っているところに泉澤が軽率に後ろから足をかけてしまいPK。金崎のキックは止めるが、こぼれ球を好調レアンドロが押し込み同点にされます。

そして、1-1で迎えた後半。G大阪は遠藤に代えて長沢を投入。

結果的にこの交代で倉田も活きず、ロングボールが増えて間延びもすることになる。

後半50分頃からは、連戦の疲れが見えるG大阪のDFラインの隙を鹿島の8番土居のポジショニングセンスと動きの質の良さで崩される場面が増える。

後半66分、両チーム交代で鹿島は中村に代えて安部。G大阪は守備で奮闘していたがイマイチだった泉澤に代えて初瀬を左サイドハーフに入れます。

G大阪はなかなかペースを握れないなか、大岩監督はレオシルバに代えて伊藤を投入。これで西がボランチに入り、よりボール支配を強める。対するG大阪は83分に消えていた倉田に代えて米倉を入れる。

決定機が増えるがなかなか決めきれない鹿島は鈴木を入れて勝ち越し点を狙いにくる。

攻められ続けるG大阪はボールを持ってもキープできず終始鹿島ペース。

そして迎えた後半ロスタイム1分、永木が蹴ったボールは植田のもとへ。金正也に競り勝ち、決勝点を決められる。

 

結果論ではあるが、遠藤に代えて長沢を投入したことで相手のレオと永木が活きてボールを支配された。ヤットの体力的な交代なら倉田をトップ下にして、米倉を入れてもよかったかもしれない。ファンウィジョも後半疲れが出ていたが、そこで長沢を投入という手もありだった。

 

MVP:三浦弦太

金崎をよく抑えていた。後半は、土居の動きでジェソとの間を突かれたが三浦の活躍で最後まで凌げていた。この試合を観に来ていたハリルホジッチにいいアピールになったと思う。